


辺りに魔法陣が浮かび上がり、嫌な魔力が迸る。
(しまった……)
何か発情条件を満たすようなことをしてしまったのか、焦ってその場を飛びのくが、自分の中に何か一つ刻まれたような感触を覚える。
辺りに嫌な気配が漂う。単純な魔法ではないようだ。現に攻撃しようと魔力を練っても四散していってしまう。
「気づいたか。そう、契約だよ」
「……何をしたんですか?」
「君はこれから決められた期間自分で乳首を開発してもらう」
「……はっ?」
あまりに突拍子のない発言に間抜けな声が出た。
「夜20時から21時まで、自分の指で自分の乳首が感じるようにいじくりまわすんだ」
「……あなた……、いったい何を……?」
作者:ゆいのまにまに
作品:葬送のフリーレン
タイトル:操心シミュレーション 改変されたヒロインたち フェルン編 乳首を開発させる魔法